私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。
ロータリーは、職業・国・文化が異なる120万人の会員から成るネットワークで、草の根の活動とグローバルな取り組みを通じて変化を生み出しています。
1905 年にシカゴで創設されたロータリーは、110年以上、さまざまな職業をもつ人や市民のリーダーが会員となり、その経験と知識を生かして社会奉仕活動や人道的活動に取り組んできました。識字率向上、平和構築、水と衛生の改善、など、幅広い分野で持続可能な影響をもたらすために、ロータリーの会員は毎日、世界のどこかで活動しています。
そしてまた、ロータリーは大きなニーズのある7つの分野に重点をおき、国際関係を培いながら、人びとの暮らしを支援しています。より平和な世界を築くために。
以下に、ご紹介させて頂きます。
平和の推進
紛争の予防・仲裁や難民支援に当たる人材を育て、異文化間の交流と対話を促すことで、平和な世界づくりを目指しています。
疾病との闘い
命を脅かす病気(ポリオ、エイズ、マラリアなど)について正しい知識を伝え、発展途上国で低額または無料の医療を提供するなどして、病気の予防と治療を支援しています。
水と衛生
「ただ井戸を掘って終わり」ではなく、きれいな水や衛生設備を活用して長期的な地域発展が実現できるよう、包括的な支援を行っています。
母子の健康
世界では毎年、5歳未満の子ども600万人近くが、栄養失調、不健康、不衛生のために命を落としています。ロータリーは、質の高い医療によって母と子の健康を守っています。
教育の支援
世界で読み書きのできない人(15歳以上)は、7億7500万人。ロータリーは、より良い学校をつくり、教育における性差別をなくし、成人への識字教育に力を注いでいます。
地域経済の発展
生産的で十分な収入をもたらす雇用の機会の創出を通じて人びとの自立を促し、発展途上地域の(特に女性による)起業を応援しながら、リーダーとなる人材を育てています。
環境
ロータリーは、天然資源の保全と保護を強化し、環境の持続可能性を高め、人と環境との調和を促す活動を支援します。
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある:
第1 |
知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること; |
第2 |
職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること; |
第3 |
ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること; |
第4 |
奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。 |
1:真実かどうか
2:みんなに公平か
3:好意と友情を深めるか
4:みんなのためになるかどうか